アレルギーと言うと、思い浮かぶのは食べ物にだったり、金属だったり、肌に触れる物にだったりと、アレルギーの種類は数多く存在します。
そんな中、意外と知られていないアレルギーの種類に、コンタクトレンズアレルギーがあります。

意外かもしれませんが、瞳にもアレルギーの反応は起こるのです。
一番有名なアレルギー反応が、花粉症です。
スギなどに代表される花粉に対して、身体の免疫機能によってできた抗体が過剰に反応するため起こる症状です。

一方で、コンタクトによるアレルギーは、主に花粉や小さなゴミ（汚れ）がコンタクトレンズに付着してしまい、起こる症状とされていますので、レンズ洗浄などしっかりケアをする事である程度防げる症状でもあります。

レンズの汚れが原因なら、しっかり専用の洗浄液などで綺麗にすればと考えるかもしれませんが、実は場合によってはその洗浄液の成分に反応してしまうケースもあり、その場合は洗浄した際に更に滅菌水や生理的食塩水などで洗浄液を良く落としてから装着する事で解決する事もあります。

もしくは、コンタクトレンズ自体に反応する事も時にはありますので、アレルギーの反応が出る場合は、まずはコンタクトレンズを装着しないというのが一番有効であり、長時間の使用を避けて眼鏡や裸眼の時間を設けるなど、負担を必要以上にかけない事が重要です。